5/18(金)久保山菜摘チャリティーコンサート時の記念講演

去る5月18日(金)、福岡市中央区舞鶴「あいれふホール」18:30よりピアニストの久保山菜摘・チャリティーコンサートが開催されました。今年で15回目に当たる節目のコンサート開催に当たり、チェルノブイリ原発事故で多量の放射線を浴び、その後甲状腺がんを発症し手術に追い込まれいまだ持って不安な人生を送っているベラルーシ出身のリューダさんによる特別講演がありました。
講演に当たっては音楽企画会社(ル・セルクルジャパン)代表の久保山千可子氏が福岡県出身でチェルノブイリ支援活動に取り組んでいる河上雅夫氏の協力を得て実現に至ったものです。
川上氏は1990年チェルノブイリ支援活動・九州の結成に参加し以後民間企業に勤務しながら事務局メンバー、運営委員として活動を継続され、2007年チェルノブイリ支援運動・九州をNPO法人化してチェルノブイリ医療支援ネットワークに改名、2010年理事長に就任されて現在に至っている方です。平成23年には「福岡市市民国際貢献賞」を受賞されています。
1986年4月26日未明、当時のソ連邦ウクライナ共和国北部ベラルーシとの国境近くプリビャチ郊外チェルノブイリ原子力発電所4号機が爆発して、多大な原子放射能を拡散しウクライナ、ベラルーシ、ロシアそして東ヨーロッパの国々までを巻き込み、多くの被爆者を生むに至った世界で初めて起こった原子力発電所の爆発事故です。講演に立ってくれたリューダさんも当時ベラルーシの小学生の一人で、沢山の子供達もみんな何も知らされないまま原子放射能を浴びてしまいました。
その後、子供を中心として甲状腺にがんを発生し手術に追い込まれたり、急性白血病や放射線関連と思われるがんに侵されて若くして死んでいった子供たちが沢山いる事を話してくれました。また、現在、未来に至るまでチェルノブイリ原子放射線の影響で被爆者が、いつ発症するかも分からない不安に脅えながら毎日を過ごしている日常生活についても心境を話してくれました。
被爆二世として活動に参画している私にとっても貴重な講演で、今後メンバーと内容を共有化し活動に活かして行きたいと思っているところです。
河上雅夫さん
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リュウーダさん
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チェルノブイリ被爆者「子供たちの手記集」
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by yamasaki0903 | 2018-05-28 11:53 | アンデスの風支援基金のページ | Comments(0)